サイドベットでバカラがさらに面白く

他のカードゲームにない単純性はバカラに人気がある大きな理由の一つです。運のみによって結果が決まるバカラにコインが表か裏かを当てる以上の労力は必要ありません。ただし思考や作戦が必要ないだけに少し物足りなくなってしまうことがあるのもまた事実です。それでも心配はいりません。世の中に絶対があるとすれば、それは新しい機能を生み出し続けるゲームプロバイダーの能力です。サイドベットは単純すぎになりがちなバカラに加えられるスパイスのようなもので、ランドとオンライン両方のカジノに用意されています。人気のあるものいくつかを見てみましょう。

• ベラッジオマッチ: マルチプレイヤーゲームでスリーカードに賭けるサイドベット。プレイヤーのスリーカードに対する払い戻しは75倍でハウスエッジ5.27%、バンカーは68倍でハウスエッジ8.57%。
• スーパー6: 英国のランドカジノと一部オンラインライブディーラーカジノで用意。バンカーが6で勝つと12倍の配当。サイドベット最大級のハウスエッジは驚きの29.98%。
• スリーカード6: カリフォルニアのPalaカジノにあるバカラ サイドベット。プレイヤーとバンカー両方が3枚のカードで6をつくると100倍、片方だけだと8倍の配当。ハウスエッジは13.37%。
• 4-5-6: アトランティックシティで見られるサイドベット。各ハンドの値に応じて3種のベット。 4は1.5倍、5と6は2倍の配当。
• ラッキーボーナス: こちらもPalaカジノのコミッション無しバカラテーブルに用意されているサイドベット。バンカーが6で勝つことに賭ける。ハウスエッジはマイナス2.34%なのでバンカーベットの10%以上を賭けることはできない。これを賭けることでバンカーベットのハウスエッジが 1.11%になり、珍しく客側に有利なサイドベットと言える。18倍の配当。
• ロイヤルマッチ: ロンドンのカジノで導入されると噂されているサイドベット。プレイヤーかバンカーのいずれかで最初の2枚 のカードの組み合わせがKとQであることに賭ける。ハウスエッジは良心的な2.13%。同スーツのキングとクイーンが75倍の配当、スーツが違う場合は30倍の配当。

ドラゴン7: 中国人プレイヤーに大人気のEZバカラで見られる。バンカーが3枚のカードで7をつくるとドラゴン7ができ、40倍の配当。ハウスエッジは7.61%と高いがバンカーコミッションはない。

ドラゴンボーナス: 正確には名前のようにボーナスではなく、ナチュラル9か8で勝つか、4点差以上で勝った場合に支払われるサイドベット。最大の配当はナチュラルではない手で9点差で勝った場合の30倍。ドラゴンボーナスはプレイヤー/バンカーベットを置く前に、またプレイヤー/バンカーベットと同じ側に賭けなければならない。以下はプレイヤーとバンカー両方に適用される配当表：

• ナチュラル勝ちで1倍
• ナチュラルタイ（ドロー）は引き分け
• 9点差勝ちで30倍
• 8点差勝ちで10倍
• 7点差勝ちで6倍
• 6点差勝ちで4倍1
• 5点差勝ちで2倍
• 4点差勝ちで1倍
• 他の結果はすべて負け

ナチュラルでタイの場合、ドラゴンボーナスは引き分けになります。サイドベットのハウスエッジはプレイヤー2.65%（標準ベット1.24%）、バンカー9.37%（標準ベット1.01%）になります。アジアのカジノで特に人気のドラゴンボーナスですが、世界中のカジノとオンラインカジノでも用意されています。

マッチングドラゴン： 13のサイドベット、言い換えればそれぞれのカードの値に賭けることになる。配当は賭けているカードが出現する枚数で決まる。枚数に関わらず、配られるすべてのカードが含まれる。配当は以下のとおり：

例えばプレイヤーの手がQ – 2 – 2、バンカーの手がK – Q – 2だとする。2に賭けていたとすると3枚出たので配当は20倍、Qは2枚なので3倍、Kは1枚なので1倍となる。残りのベットはすべて負けとなる。

イーザーペア: オンラインのPlaytechカジノにのみ用意されているサイドベット。プレイヤーまたはバンカーいずれかの最初の2枚のカードがペアであれば5倍の配当がつく。

パーフェクトペア: こちらもPlaytechでのみ賭けられ、プレイヤーまたはバンカーいずれかの最初の2枚のカードがペアでさらにスーツまで同じだと25倍の配当がつく。

ラビットプレイ: ラスベガスでプレイできるサイドベット。プレイヤーのハウスエッジは8.07%、バンカーのハウスエッジは9.31%。

エガリテベット: 特定のタイ、例えば6のタイに賭けるサイドベット。エガリテではそれぞれのタイで配当が異なる。配当は以下：

• パンダ8: EZバカラにある別のサイドベット。3枚のカードによる8で勝つと25倍の配当。ハウスエッジは10.19%。
• 全赤/全黒: すべてのカードが赤だと22倍、黒だと24倍が支払われる。ライブディーラーカジノに用意されている。
• 最初の2枚のカードのスーツが同じ:その名の通り、プレイヤーまたはバンカーの最初の2枚のスーツが同じであることに賭ける。スーツが揃ったプレイヤーの配当は2.87倍でハウスエッジは4.20%、バンカーの配当は2.86倍でハウスエッジは3.95%。いくつかのオンラインライブゲームで見ることができる。
• 総計9.5以上/以下: プレイヤーとバンカーの合計値が9.5より上か下かを賭ける（最高値は18）。デッキが進むにつれて配当は変動し、8デッキゲームの初めは9.5より上の場合0.66倍、下の場合は1.23倍である。一部オンラインカジノだけの機能。
• 総計が偶数/奇数: ライブディーラーカジノでのオプション。プレイヤーとバンカーのハンドの合計が偶数か奇数かに賭ける。偶数は0.92倍、奇数は0.91倍となる。
• ラッキー8: 賭けた側の手が8で勝つことに賭ける。配当は4倍で、プレイヤーのハウスエッジは13.65%、バンカーは16.60%。
• アンラッキー8: ラッキー８の逆で、賭けた側の手が8で負けることに賭ける。配当は8倍。
• スーツダブル揃いのスリーカード8: プレイヤーとバンカー両方のハンドがスーツの揃ったスリーカードであることに賭ける。両方の手のスーツが同じである必要はない。配当は200倍。
• スーツ揃いのスリーカード8: プレイヤーかバンカーいずれかのハンドがスーツ揃いのスリーカード8だと25倍の配当になる。
• ダブル8: プレイヤーとバンカー両方の手が8であることに賭ける。このサイドベットの配当は15倍。

クイック（Quik）: プレイヤーとバンカーの合計数値によって配当が変わる。ハウスエッジは8.155%。合計が：

• 0 – 50倍
• 18 – 25倍
• 1, 2, 3, 15, 16, 17 – 1倍
• 4 to 14 – 負け

大小: Playtechカジノに用意されているサイドベットで、4-5-6ベットと同一。プレイヤーとバンカーの合計が4なら「小」で配当は1.5倍。「大」は5か6となった場合で、配当は2倍。ハウスエッジは「小」が5.27%、「大」で4.35%。

枚目のカードを引く条件や罫線の使い方など、バカラの一般的なルールについて詳しく知りたい場合は 当サイトの「ガイド」ページをご覧ください。バカラ用語については、用語集も用意しています。